2016年9月12日月曜日

氷河掘削1

8月4日、ドリル組み立てなどの掘削場整備と、コアの記録と梱包のための作業場の作成を行いました。


掘削テント。


記録と梱包のためのピットの建設。


8月5日、掘削開始。

日中は温度が高いので(テント内は0℃以上になります)、日が出ていない時間帯に掘削します。写真は、外に置いてある発電機に給油しているところ(5日未明)。


掘削開始直前のドリル(5日未明)。


日中は中断し、5日の夜間に再開。湿ったコアが上がってきて手こずるとともに、嫌な予感がします。


案の定というか、6m掘り進んだところで水の滴るコアが上がってきました。表面の雪が融けて水が溜まっている層があるということなので、これ以上掘ることはできません。

がっかりしてキャンプに戻りました。

8月6日、掘削場の撤収。

掘削孔に小型カメラを降ろしてみたところ、底に水たまりが確認できました。深さは数十センチで、目で確認できる流れはありませんでいた。

0 件のコメント:

コメントを投稿