2015年12月10日木曜日

しらせ船内での講習

出航して4日目が終わろうとしています。南緯45度を超えたところで、船の揺れは最大で10°程度です。

初日と2日目に「しらせ」やヘリコプターの安全に関する講習がありましたので、その様子を少し紹介します。(メールの容量が限られているため、写真は小さくなっています)

これは観測隊公室という部屋で、食堂やミーティングルーム、講義室等の機能があります。ここは居住区画と異なり、サンダル履きや寝間着で入ってはいけません。

各部屋に備えられているライフジャケットの着用を練習しました。非常に厚い浮力体が使われており、足を通すストラップも付いていて容易に脱げないようになっています。

氷の海で数時間耐えられる浮力・断熱スーツも部屋に備え付けられています。

緊急時に自分が乗る救命艇の位置を、後で確認しておきました。

ヘリコプターで救助される際に着用するスリングの装着方法を教わりました。

ヘリのパイロットに着陸位置と風向きを知らせるため大きな発煙筒を使います。その使用方法の実習がありました。自分たちも2月に実際に使うことになります(そのときは海上ではなく氷床上です)。

私も実習しました。

海中でも発火するので、着火のためのピンを抜いたら海に向かって投げます。


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